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当院は開院以来、統合失調症・アルコール依存症の方の入院治療を中心に行い、平成11年に老人保護施設を設立したことを契機に、認知症の方の入院治療にも取り組んでいます。
昨今の厳しい社会情勢の中で、心を病む方が増えているのは一精神科医としても実感していましたが、 平成23年7月に厚生労働省が、がん・脳卒中・心臓病・糖尿病に精神疾患を加え5大疾病と位置づけて重点対策を取ることを決定しました。
地域の方の一助となるよう外来診療を充実させていこうと考えており、まず手始めに「不眠外来」「物忘れ外来」 の専門外来を開設することにしました。
地域の精神医療の充実、ささやかながらも貢献できればと考えています。