The 自分力 -続編-

4回前のコラムで(10/28日付)で、「自分力の磨き方(著:益川敏英教授)」という書籍をご紹介しながら、「The 自分力」と自分力の後に続く創造力Creativityについて考察してまいりました。その中で自分力を高めるには、個人力を磨いて同士を巻き込み、チームとしてゴール達成を目指すという手法を提示しました。

「他人の力を利用して、自分の目標を達成するなんて」とご批判の声もあるかもしれませんが、自分の目標と同じ目標を持つ人がこの世には偶然にも何名かはいると思います。少なくとも私はそのような人材を集める事に時間を割いたり、同士を見分ける「見る目」を養うなうことに労力をかけます。そして、引きつけられるよう魅力的でいられるよう個人力も磨きたいと思っています。

さらに今回は、「他人に個人力をあげてもらう」というこれまた他力本願のようでお叱りを受けるかもしれませんが、そのようなフレーズを出します。個人独りでは成し得ない個人力に+αが付き、チームとしてはオーケストラのような1人ひとりが個人では成し得ないことがチームで達成出来ていきます。

*自ら獲得的出る最大個人力値を90とする。

自分力

個人力

チーム力

ex1)

100

50

50

似たような思考と体力、技術を持つ個人が集まり、和やかに助け合う良い環境

可もなく不可もなく、安定して長く働くのに適した環境。人生がおもしろいかどうかは不明

ex2)

100

10

90

中心となる個人が一時的に魅力的であって一時的に集まったチームか、チームメイトが何かしらの下心にも似た理由を持って集まった場合

Unhealthy Relationship。非現実的もしくは、長くは続かない。魅力的な個人ではないので、集まる人との関係性も微妙

ex3)

100 

90

10

自分力を維持するのに個人の力に依存しすぎて疲れる状況。長くは続かない

チームメイトがDependent。同じレベルで協調しあえる同士をさがすことに時間と労力を使った方が良い(マーケティングのやり直し)

ex4)

200+α

90+α

110

理想の形

個人力は最大値でありながら、良いチームメイトが存在することで独りでは出来ない個人力へ+αが付く

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