日本国内を普通に歩いていると、ベトナム人に間違えられます

「この現象は、一体いつまで続くのか?!!」と個人的に疑問を持ってリサーチしている事があります。それは私の人種です。私は通勤時、日常のお買い物などで外出をする時はほとんど公共交通機関を利用します。単に便利だからです。しかし元々、方向音痴なので町中でスマホの地図を見ながら困ったり、地図見ても分からないからさっさと駅員や通りすがりの方に道を尋ねる場面が少なくありません。聞いた方が、確実だし早いからです。

そこで不思議な現象が毎回起きます。「日本語、上手だねぇ〜」とよく褒められるのです。そしてたいていはベトナムや中国からの留学生もしくは移住者と間違われます。光栄なことです。

友人が言うには恐らく髪型かな、と。しかし、私はアイコンタクトだと思いました。私が来世に残したいマナーとしてずっと貫いている事は、街中で人とすれ違い道を譲るとき前方からの歩行者にしっかりとアイコンタクトをして、笑顔で「どうぞ」と道を譲ることです。お店のドアを開けて通過した際は必ず後ろに人がいないかと確認して、もし連なって歩いて来る人がいる場合はドアを開けおきます。「レディファースト」という言葉あるように、紳士が行う行動のように思われるかも知れませんが、全くそんなことありません。女性でも男性でも、老人でも子供でも、相手が誰であろうとこれは人間同士のマナーです。アメリカ生活の中でこれがもっとも大切な公共マナーでした。 

私はどこの国に住んでもこの習慣だけは続けようと思っています。ちょっとしたこの1行動で細やかな幸せを伝播出来るのです。

しかし、これを日本国内で実施しようとまず、相手との目が合いません。多くの方は下を見て歩いていますし、目を合わせようとしても照れるのか、すぐにそらされてしまいます。「嫌だったのかな」と思わず悲しくなりそうにもなります。買い物先で店員から商品を受け取る際、相手の目をしっかりと見て「ありがとう」と言います。こんなたった2秒で済む行為で人々が気持ちよく過ごせるのなら安いものではないでしょうか。いずれにせよ、このアイコンタクトは我々日本人にとって馴染みが薄い習慣なものですから私がベトナム人や中国人などの外国人に間違われるのもしょうがないのかもしれません。人種間違いに便乗し、もっと広めていきたいと思います。

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