目標を達成したいなら「とりあえず」を止めて「まず」と言ってみる

来ました、この時期。湿気と暑さ。

仕事終わりの「とりあえずビール」が各地で楽しまれていると思います。仕事の事も忘れてただただリラックスしましょう。

今回ここで着目して欲しいのは、「とりあえず」という日本語です。

ここでの「とりあえず」はビール注文時には後の事は考えていないので、まずはビールを1杯飲もうという意味ですよね。大抵の方はビールを飲んでいる間にお料理の注文を検討したり、1杯目のビールが終わるまで動かない人もいます。どうでも構わない日常風景です。

もしかするとビールを飲み終わった頃に急に団体客が入ってきて、店内の雰囲気が変わったから料理の注文はせずに帰宅する場合もありますし、その団体にたまたま知り合いがいて参加するかもしれません。

つまりここでの「とりあえず」は、その後のplanを全く考えていない行き当たりばっかりな状況です。少し悪いニュアンスに聞こえるかもしれませんが良い意味で捉えるとすると、どんな業況になっても対応可能であるという器が大きいイメージもあります。

しかし、仕事に追われている時や何かを目指して達成したいという人生目標を掲げて成長しようとしている時に、「とりあえず」の連発はオススメしません。なぜなら理由は明確です。この言葉が出るという事は、次ぎに何もplanを用意していないからではないでしょうか。

次ぎ、次ぎ。。。とタスクをこなして進んで行けば多少ふらふらしても自然にゴールに辿り付くというのがゴール達成の為のプロセスです。プロセスを進んでいる時には、次が見えているので「まず」が自然に出てくるかと思います。「とりあえず」の連発中であれば、きっとそのプロセス上にいない!ということが推測出来ます。

ゴールに続く道上にあるタスクは基本的に全部受けて良いです。1つ目が終わったら、2つ目をこなし、さらに3つ目、と道を「まずこれやって、次ぎにあれやって。」とどんどん進んでいくイメージです。

しかし、この時にプロセス上にない予定していなかった他から突如降ってきたタスクは受けても受けなくても良いです。ご自身のキャパにもよりますが、さっさとゴールを達成したければ余計なものは受けない方が良いでしょう。「これも次の道に繋がるかも知れない」「今の目標が終わったら取り組もう」と、自身に余裕があって見えていればなんら問題ないです。

何度もゴールをこれまで達成したきた方であれば、広い視野の中でゴール設定とそれに続く道が容易に設置出来るかと思います。

いつも色んな事に追われていて結局何も達成出来ない、という方には、目先のゴールに続くもの以外はいったん脇に置いておきましょう。

ここで着目したのは、「とりあえず」ではなく、「まず」という言葉です。

ゴールがいつも達成出来てる人って、ゴール設定とそこに到達する道を作るのが上手な方です。道に乗ると、次ぎ、次ぎ、次ぎ、とタスクをこなす連続です。なので「とりあえず」ではなく、「まず」という言葉が出てきやすいのだと思います。

プロセスなしに、ゴールの達成はあり得ません。

どんどん深く考えていくと、「とりあえず」が日常生活ないで頻発している人は「とりあえず人生」になっていないでしょうか?とりあえず、目標も見えずに目の前のことをこなすだけの人生ということです。

とりあえず生きていれば良いだけの人であれば、それはそれで問題ないです。しかし、人生を楽しみたい!思いっきり生きてみたい!というのであれば、まずは「とりあえず」を脱却し、「まず」をこなしていってみる爽快感を味わうのはいかがでしょうか?

もちろん、人生は長いマラソンですから毎日次!次ぎ!ではしんどくなるときもあります。その時は、長期的なゴール設定に変えて、ゆっくりと進めていけば良いですよね。

短期的、中期的、長期的なゴールと時間で区切っても良いでしょう。

「夏までにやせる!」でも良いですし、「あと5年で会社を建て直す!」などなど。人によって目標は千差万別です。

子供でも大人でも、どんな些細なゴールでもどでかい夢でも、達成したときには達成感があります。

これが人生のスパイスであり、豊かな人生への手助けになるものだと感じています。まずは、1度、プロセスを考えてみてください。あなたは今ゴールに続く道の上でしょうか?

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